のらケミスト

大手化学メーカーから素材系ベンチャーに転職した人のブログ。技術的な話とか転職の体験談をご紹介。

特許 出願件数の推移の調べ方【化学企業の現場】

こんにちは。今回は特許調査の方法についてのTipsです。

無料で特許の出願傾向を調べる

特許調査をするときに、その分野の出願がいつから増加して、今どのような傾向か、出願件数の推移を見たくなることがありますよね?
実は無料でそれを調べる方法があります。

手順

  • wipopatentscopeにアクセス
  • Access the PATENTSCOPE databaseをクリック
  • 歯車マークをクリック

f:id:tamagoyaki1999:20191108221704p:plain

  • 結果表示タブのグループ毎表示件数(分析)を調べたい年数に設定

f:id:tamagoyaki1999:20191108221719p:plain

  • 検索→構造化検索を選択
  • キーワードを入力し、検索
  • 結果分析のプラスマークをクリック

f:id:tamagoyaki1999:20191108221733p:plain

  • 棒グラフのアイコンをクリック

f:id:tamagoyaki1999:20191108221757p:plain

  • publication datesをクリック

f:id:tamagoyaki1999:20191108221934p:plain

有機半導体の特許出願件数の推移はこんな感じ

f:id:tamagoyaki1999:20191108222821p:plain
2000年くらいに一気に出願数が増え、そこから順調にR&Dが進んでいることがわかりますね。
そのくらいの時期に何か重要な論文発表や基礎出願がなされたことが良そうされます。
何かあったのでしょうか??(遠い目)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3ja.wikipedia.org
commutative.world.coocan.jp
  
最近π共役分子3層分の単結晶でトランジスタを作ったという発表がありました。
ベル研の実験データは捏造だったかもしれませんが、技術思想は20年後の未来を先取りしたかなり筋のいいものだったかもしれませんね。
eetimes.jp

リチウムイオン電池の特許出願件数の推移はこんな感じ

f:id:tamagoyaki1999:20191108225122p:plain
発明が1980くらいなのに対して、特許の伸びは1995年くらいからというのは興味深い。
ノーベル賞を受賞した吉野氏がリチウムイオン電池はIT革命とともに成長してきたと言っているが、出願件数の伸びがそれをまさに表しているように思う。


ブログランキング始めました。バナーをクリックしてもらうと順位上がるらしいです。よかったら応援お願いします!

化学ランキング
にほんブログ村 科学ブログへ
にほんブログ村